◆the Roches◆

syco訳

We

私たちはマギーとテリーとサジー
マギーとテリーとサジー・ローチ
年齢は教えられない
そして電話番号も
電話番号は教えられない
時々私たちの歌声は届けるけど
でも年齢と電話番号は教えない

どの2人がレコードを作ったと思う?
そして残りのひとりは何をしていたと思う?
レコードを作った2人は
10年コーラスグループで歌い続けていたわ
10年もの間よ
そしてトリオが
12月4日生まれたの


ニュージャージーの田舎からやってきた
でも今はニューヨークに住んでいるの
私たち、ニューヨークを脱出しなくちゃ
正体がばれて
大惨劇が起きる前にね
どこで歌っていたと思う?
アメリカ各地、そしてイギリス

誰と仕事をしたことがあるかって?
誰か有名人を知っているかって?
有名人ね
有名人を知っているかしら
ちなみに
私たちの名字のスペルは R-O-C-H-E

私たちはマギーとテリーとサジー
私たちの名字のスペルはR-O-C-H-E…

Run in the Family

今少し立ち直れない
平均の法則は変えられない
私は落ちていく
叔父もそうだった、父親もそうだった
これって遺伝じゃないかしら
困ったわ、これは家系に違いないわ

ひとり、またひとりと家を出て行った
私たちははるか遠くに離れて行った
みんな不安だった
叔父もそうだった、父親もそうだった
これって遺伝じゃないかしら
困ったわ、これは家系に違いないわ

男の子はみんな学校に行けたはずだし
女の子はみんな器量よしでお道化ていた
何か危険な領域が
私たちを放っておきはしなかった

あの夜を憶えているわ
あなたと一緒にけんかを買った夜のこと
私が全部責任を負わされた
母もそうだった
母の母もそうだった
そして今、新しい一員ができる
   困ったわ、赤ちゃん、あなたはこの家系を引き継ぐのよ
そうなのよ、赤ちゃん、あなたもこの家系を引き継ぐの

Quitting Time

お金の心配はいらない
十分な貯えがある
さぁ、事務所を片付けて
コートと着て帽子を被って
コートを着て帽子を被って

辞める時が来た
夕日が町を彩る
古びた工場とビルが描く地平線に
どうやって日は沈むのか
どうやって日は沈むのか

冬には南に移り住もう
渡り鳥のように
海の近くに住むこともできる
着心地のいい服を着て

ワイングラスを傾けても
事業は終わりが来てしまった
終わりが来てしまった

全ての門は開かれ
請求は全て取り消しとなり
商談も断たれた
支払いも停止された
支払いも停止された

夏には北に移り住もう
そよ風に吹かれ
もう秘書にも
何も報告する必要がない

古びた工場とビルが描く地平線は
遠のいていく
去っていくのはあなた
空を飛んだ道化はあなた
空を飛んだ道化はあなた

冬には南に移り住もう
渡り鳥のように
海の近くに住むこともできる
着心地のいい服を着て



The Troubles
by Maggie, Terre & Suzzy Roche

私たちはもうすぐアイルランドに行くの
私たちはアイルランドに行くのよ
もうすぐアイルランド
もうすぐアイルランド
紛争の邪魔をしないようにするわ
いつものことだけど
邪魔はしないようにする
もうすぐそこ

もうすぐ海を越える
海を越えるの

もうすぐ海
滑走路を飛び立つ時
私のギターが、落ちてしまう夢を見たの
ギターは丁寧に扱ってね
私の知らない誰かさん

もうすぐボーイフレンドを置いてくの
ボーイフレンドを置いてくの
もうすぐボーイフレンドとさよなら
もうすぐボーイフレンドとさよなら
ダブリンにも自然食品屋さんがあるといいんだけど
それにイチゴとアプリコットパイも
もしそれらがみつからなかったら
死んでしまうかもしれない




Hammond Song
by Margaret A Roche


もしハモンドに行ったら
あなたは二度と戻ってこない
忠告しておくけど
よした方がいいと思う
もちろん私たちはあなたのことが大好きよ
でもそれとこれとは別なのよ

あの男と行くつもりなら
私たちのことは忘れてちょうだい
私の見る限りでは
あなたはまるで
自分を投げ出しているみたいじゃない?
頑張ろうともしないで
そうでしょう?あなたは偽っているんでしょう?

そう、私もハモンドに言ったのよ
勝手気ままにね
私だけじゃないのね
この病にかかるのは

見栄を張っているだけの自分が
見えはしないの?
私たちはバラバラになっていく

学校を辞めたりしなかったら
うまくいっていたのに
馬鹿なことはしないでちょうだい

私のこの歌を
解ってもらえるかしら?
町の中心部で
また私たちは会えるっていうけど
町の中心部は何処?
ここからどれくらい?
大丈夫って私に言ってちょうだい

もしハモンドに行ったら
あなたは二度と戻ってこない





Mr. Sellack
by Terre Roche


ミスター・シェラック
また働かせてくれないかしら?
お金が底を突いてしまったの
最後に会った時は
私は鼻歌なんか歌ってて
このレストランからさよなら出来るのを喜んでた

今私が望むのはたった一つ
また昔のように、雇ってくれないかしら?
テーブルも奇麗に拭くわ
クリームだって泡立てる
スチームテーブルの後で
はいつくばって床も磨くわ

ミスター・シェラック
まさか戻るとは思ってなかったの
去年ここで働いてたの
おぼえてる?
アニーが休暇を取ってる時
その代わりとして来て
そして、12月まで働いていた

今私が望むのはたった一つ
また昔のように、雇ってくれないかしら?
お客さんにもう二度と失礼な事しないから
もしハンバーガーを作り直せって言われたら
ごめんなさいって誤るから

ウェトレスの仕事も捨てたものじゃないわ
ここを去ってから
私は夢みたいなことが起きるんじゃないか
待ってただけなの
ほうきをくれたら、空まで掃くから
どうか仕事をくれないかしら
何でもする
有名になるのに憧れるのは
他の4百万と3百7人にまかせるから

今私が望むのはたった一つ
また昔のように、雇ってくれないかしら?
テーブルも奇麗に拭くわ
クリームだって泡立てる
スチームテーブルの後ろまで
はいつくばって床も磨くわ




Train
by Suzzy Roche

私は電車の座席に座っていた
大きめの単行本と
ギターとダイエットドリンクを持って
額に浮き出る汗を
一生懸命手で拭いながら
今日も一日
何も悪いことは起きませんようにと願っていた
誰もがよくあること

私と荷物は、隣の席まではみ出していたけど
変に思われないように努力していたつもり
隣に座っていた男の人は大柄で
私と荷物を合わせたより大きくって
二人とも座席からあふれている感じだった
私は彼の顔を見ることが出来ないし
向こうも私を見ようとしない

一度乗ったら
絶対降りれないような気のする通勤電車
あまり遠くまで行かないし
いつでも同じ
でもちょっとした旅行なの

私は窓ガラスに顔をくっつけて
そこに反射して映る車内を見ていた
隣に座る大きな男の人の姿を
こっそりと見ていた
彼はビールを二缶空けた後
ニューヨークポストを読み始めた
私の邪魔をしないようにしている
誰にでもあるような一日

情けない彼と情けない私
双方とも情けない
話し相手になれないかしら
彼だって私と話したいと思ってるのではないかしら
でも結局二人とも
ただ座席に座っているだけ
おまけに彼はビールを飲んでる
名前ぐらい聞きたかったんだけれど
やっぱりちょっと恐くって
聞けないままで終わってしまった