Strasbourg
西ドイツで会おう
1983年の10月のこと
自由なんて嘘なことは知っている
君の夫はスパイだってわかってる
言葉は無力だと君はいう
でも家賃を払えるだけの金はもらえる
何も残ってないことはよくわかってた
君のウォッカ臭い息のほかは
俺たちはストラスブールで会う
ストラスブールさ
Dann sind wir Helden (僕らはヒーローになれる)
ストラスブールで会う
君の父親が勇気を出して
僕らを牛を運搬するトラックに隠して
検問所を通った
俺たちの子供にはロックンロールを聞かせねば
監視カメラに
夜明けのアウトバーンが映った
確実に俺たちのチャンスは消えたとわかった
ライフルの音でまた家に帰った気がした
俺たちはストラスブールで会う
ストラスブールさ
Dann sind wir Helden(僕らはヒーローになれる)
ストラスブールで会おう
ストラスブールで会おう
ストラスブールさ
Dann sind wir Helden(僕らはヒーローになれる)
ストラスブールで会おう
Eins, zwei, drei, vier
思想は政治を動かせるが
俺たちの意見を聞こうとしない
テレビでは仲間がコンクリートを叩き割っていた
そして、あの忌まわしい記念碑を引きずり降ろしていた
俺は一服しにおもてに出た
忘れたいと思った数々が見えてきた
俺たちがあとに残した人々をニュースで見た
そして君の息にはウォッカの臭いがした
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