★the Clash★

SYCO訳


1977
48 hours
Bankrobber
Cheapskates
Clash City Rockers
Hitsville UK
Julie's Been Working for the Drug Squad
Remote Control
Straight to Hell
White Man In Hammersmith Palais




Julie's Been Working for the Drug Squad

空にはルーシーといろんな種類の、アップルパイが浮かぶ
画面が緑色に見えて、彼女は笑いを浮かべてる
舗道には絨毯が敷き詰められていて
目には羽根が生える
でも遅かれ早かれ、仲間は気づくだろう
ジュリーが麻薬取締班に入ったらしい

夢のような話だった、現実とは思えない
錠剤が何百万錠と増えれば、銀行に金が貯まっていく

誰もがハイになるけど
誰かが見下ろしている
あの山の中腹辺りから
ジュリーは麻薬取締班で働いている

お前には10年
お前には19年
25年で出所できる
生きていればの話だが

史上最大の強制捜査の夜がやってきた
存在する全ての麻薬が摘発された
82の法律をかかげ
82のドアを押し開け
牢屋がいっぱいになるまで
摘発を続けた
ジュリーが麻薬取締班にいたからだ

独房に入れられ、ここで待ってろと言われる
髪を一本一本数える時間も充分にある
15年だ
長い時間だ
その間に物理学者にもなれたのに
でも今お前は囚人達の標的となる
ジュリーは麻薬取締班で働いている



48 hours

金曜日か土曜日、それってどういうことだ?
短い時間なら濃いシーンが必要
月曜が車輪の付いた檻のようにやってくる

48時間は48の
48時間は48の
48時間は48の
スリルを求める
48のスリルだ

だから教えてくれ、俺は地下鉄に乗るから
わかるだろ、女の子は冷たくふるまうってこと
前に行った場所では何も収穫がない

48時間は48の
48時間は48の
48時間は48の
スリルを求める
48のスリルだ

俺はこの街を隅から隅まで探した
歩き回って足が棒のようだ
いつも見逃してしまう、俺はチケットを持っていないから

48時間は48の
48時間は48の
48時間は48の
スリルを求める
48のスリルだ
金の要らないスリル
どんなスリルでもいい
スリルのためのスリル



Crash City tockers

俺はこの街をクラッシュ・シティ・ロッカーズで揺さぶりたいが
電気ショックが必要だ
俺らを叩くだけなら、この街を出ていくがいい
クラッシュシティロッカーの勢いに勝てるものはいない

エスカレーターを降りるようなレートを見ろよ
地下鉄が加速する音を聞けよ
そしてお前は何か目的がいることに気づく
さもなきゃいずれこの街はお前を打ちのめす

だからくだらない仕事の愚痴を言うな
今晩で永遠に辞めてしまえ
それか黙って楽しんでいるふりをするんだ
手にする賃金のことだけ考えて

乾ききったお前らに水を注ぎたい
それか空に突き出たアンテナに繋いであげたい
でなきゃ寝ぼけた郊外を焼き払いたい
やってみない限り成功はありえない

お前は俺に借りがある、と聖グルーブの鐘はいう
ここに来て見せてくれ、と古いボウイの鐘はいう
もっと痩せたらね、とゲイリー・グリッターの鐘はいう
お前と俺のほか誰もいない、とプリンス・ファーライの鐘はいう
お前と俺のほか誰もいない、とプリンス・ファーライの鐘はいう



Straight to Hell

もしバイオリンが弾けるなら
イギリスのジグやリールを踊ったらどうだ?
と英国の発音で言う
終着駅の町は製鉄工場の錆を感じさせ
水が凍りつく世代
氷のように透き透る
これがお前のパラダイスだ

お前なんかに用はない
お前なんかに用はない
地獄に行きな、お前らみんな、地獄に行きな

米兵との混血ブルースの
コーラスに加わりたいかい?
ホーチミンシティにクリスマスが来たら
子供が言う、パパ、パパ、パパ、パパ、パパさん、家に連れて行ってよ
見せておくれよ
パパさんと一緒のママ、ママ、ママさんの写真を
ママ、ママ、ママさんの写真
お前の血筋について話してやろう、竹藪の子供
コカ・コーラじゃないぜ、コメだ

地獄に行きな
地獄に行っちまえ、お前たち
地獄に行っちまえ
地獄に行っちまえ、お前たち

お願い、パパさん
家に連れて行ってよ
お願い、パパさん
皆が家に帰りたがっている
とママさんが言う

狂ったようなバンジョーを弾きたいかい
U.S.A.? ドラッグにまみれたラグタイムのアメリカで
国立公園は世界的に有名?
ハハ、麻薬中毒大国のアメリカだぜ
そこではプロカインが生粋のロッカーをいい気分にさせる
おまけに殺鼠剤と
火炎瓶がモノを言う

地獄に行きな

堂々と白状できるのか?
移民たちは夜通し歌いたい
どこにでもあることだ
地球上どの辺境でも起こる
危険区域は
難民キャンプもない
ここにはソロモン王は居ない

地獄に行きな、お前たち
地獄に行っちまえ
地獄に行っちまえ
地獄に行っちまえ
お願いだ、パパさん、俺を家に連れてってくれよ



Bankrobber

親父は銀行強盗をやっていた
でも人を襲ったことはない
親父は大好きだったんだ
あんたの金を盗むことがさ

金持ちも居れば貧乏人もいる
それが世の中ってもんだけど
寝そべって自分の運の悪さを語る
そんなことは絶対ごめんだ

それで人生楽しむことにした
シャベルを持って働いたり
腰を痛めて稼ぐなんてしない
そして人に媚びへつらうなんてこともね

親父は銀行強盗をやってた
でも人を襲ったことはない
親父は大好きだったんだ
あんたの金を盗むことがさ

親父はもういない

親父はバーで話してた
刑務所に入ったことは無いが
一生同じ機械を回してるのは
刑務所よりも10倍過酷だ

もし刑務所に入っている男が全部
いっぺんに出てこれたら
上手くやってる俺たちに
いったい何ていうだろうな

いつかお前も揺り椅子に座る
それが俺たちの行く末だから
白髪が混じって禿げてきたとき
髪をとかす意味も無くなる

俺の親父は銀行強盗をやってた
でも人を襲ったことはない
親父は大好きだったんだ
あんたの金を盗むことがさ



White Man In Hammersmith Palais

真夜中から朝の6時まで
ジャマイカから初のロンドンギグ
デリンジャーや、リロイ・スマート
デルロイ・ウィルソンがクールな進行屋

ケン・ブースがUKにレゲエを運んだ
後ろにサウンドシステムを抱えて
そして、それが何かを語れば
たくさんの黒人が耳を傾けた

でもステージ前から叫ばれるのは
フォートップスのアンコールばかり
ベース音からいきなりトレブルと来る
なぜかステージの上では、
彼らはルーツロックの反骨精神は見せてくれない
ステージの上ではルーツロックの反骨精神は見えないんだ

観客は
飛んだり跳ねたりしてのスカ攻撃
なぜなら、拳銃を振りかざしてみても
どうなるわけでもないからさ
そこには英国の軍隊が構えていて
武器は500トンもあるんだぜ

白人でも黒人でも若い奴らはみんな
もっとましな答えをみつけろよ
ロビンフッドに電話して
富の配分でも頼んだらどうだい

UKのパンクス達は
そんなことには気づきはしない
奴らは明りの下
縄張り争いで忙しいからさ

新しいバンドは
現実から学ぼうなんてことに
全く関心がない
バートンのスーツを来て、ハハ、笑わせるぜ
反逆の意味を金に変えている

誰もかれもが、
上着を脱ぎ着するように、
支持の政党を変えている
もしヒットラーが今ここに降りてきたら
リムジンで迎えると思うぜ

俺はクスリを求めて
一晩中うろうろする狼さ
昼間は病人のように見えるけど
パラスにたむろす白人さ
ただ楽しみたいだけさ
俺はただ楽しみたいだけ





Remote Control

リモコンなんて誰が要るんだ
市役所から
ボタンひとつで
動かす
もっと働け、遅れるな

灰色のロンドンの街
白黒の車が這い回る
さて、
11時を回ったが
何処へ行きゃいいんだ?

音もたてられず
クスリも無く
金もなく
行くところもない

大企業はオマエを好まない
オマエのやることを好まない
オマエは金がないから
権力もない
オマエは役立たずとしかみられない
おまけにオマエは、パーーーーーーーンク!!

奴等はメーフェアで会議をする
オマエを意気消沈させ、
何処へも行かせない
自分等の蓄えだけを
心配する
考えるのはそれだけ
オマエのことは頭にない

全くよくならない
先へ進めない
落ちて行くのを止められない
死にたくない

ルールや規制に気をつけろ

国会なんて誰が要るんだ
腰を下ろして一日中法律を作ってる
奴等はみんなデブの年寄り
上院になるのを待ってるだけ

抑圧 - 火曜日から始まる
抑圧 - *ダーレクとなる
抑圧 - オイラはロボット
抑圧 - オイラは服従

* ダーレク(テレビ番組『Dr. フー』に出てくるロボット)




Hitsville U.K.

涙を流し、不安を隠さず
この土地で奮闘し
盗んだギターか中古ギター
(デモテープを聴いてもらうため)
たった1000枚売れるのも期待せず
イギリスにもヒッツヴィルがあるような気分で
その少年は一人ぼっちだったと思う
ヒッツヴィルがイギリスにやって来るまで

真の才能は必ず、時が来れば発揮できると言う
雷が神童に落ちる時のように。
製作側による直接販売で
無駄な出費やランチでの交渉や
ヒットチャート対策を省き
バンドはリングに入り、2分59秒でノックダウンさせた。

口先ばかりで調子の良い汚い契約抜きの、イギリスのヒッツヴィル
シェイクして言おう 僕らが経営するイギリスのヒッツヴィル
変人や奇人やマッチョさえも、
木の葉のように身体を揺らす
一週間つまらない音ばかり流してたラジオに
デカイ穴を開ける
自分の部屋にマイクがドカーンと鳴るイギリスのヒッツヴィル
消費者サンプルもAORも抜きのイギリスのヒッツヴィル
もう子供たちは一人ぼっちじゃない
ヒッツヴィルがイギリスに来た




1977



1977年に天国に行きてぇ
だってオイラは、長い事、配給に頼ってるから
おまけに仕事も全然出来ない

よそ者は危ないぜ
顔を塗った方がいい
1977年には
エルビスもビートルズもローリング・ストーンズもいない

1977年
西11区にナイフ
金持ちだって幸運とは言えなくなる
ナイトブリッジにステンガンが現れる

よそ者は危ないぜ
顔を塗った方がいい
1977年には
エルビスもビートルズもローリング・ストーンズもいない

1977年
借金だらけで
もうやってけないぜ
新聞は景気は向上すると言うが
そんなことはどうでもいい、オイラには関わってこないから
エルビスもビートルズもローリング・ストーンズもいない

1977年
女王50年祭なんて、クソ食らえ
1978年
1979年
ベッドにくたばってる
1980年
1981年
トイレが壊れる
1982年
1983年
警察が戸を叩く
1984年




Cheapskates

俺は皿洗いをやっていた
あいつは床磨きをやっていた
俺はあいつが雨の中
タバコのしけもくを拾うのを見た
そして俺が薦めるにもかかわらず
あいつは決して本を読まなかった
ビリヤードのキューを手にとり
またゲームを始める男だった
だが大原則を発見したのは
不思議でもなんでもない
金がないなら、盗むしかない
盗めないのなら去るほうがいい

この寂しい部屋で
時間をつぶすのはごめんだ
なぜなら、ロンドンは遊びに出るための街だし
歌を聴くための街
なのに、俺に飛び掛かり
オマエここで何やってんだ、と言い掛かりをつける奴がいる
オマエは有名人なんだろう
腰抜けどもから金をぶん取るしみったれじゃないんだろ

沈んでいく船から逃げ出すネズミのように
自分の体裁を守るためオマエは俺達を扱きおろす
でも俺にその不安から得た分け前を
くれるわけでもない
なぜなら、俺はかじった後吐き出すからさ

俺達はしみったれ。 できることならなんでもやる
俺達はしみったれ。 何をすりゃいいんだ?
ロックができる
ヘイヘイ ロールもしようぜ
おまけに歩ける
ブラブラ歩こうぜ

俺達がバンドをやってるってだけで
腐るほど金を持ってると思ってる
おまけに、モデルのガールフレンドを持ち
彼女等の服を脱がしてると思ってる
コカインを鼻から
川の流れのように絶え間なく吸い込み
目の前に広がる海でさえ二分して渡れると思ってる
まるでモーゼが紅海を渡ったように

まぁ、オマエがいずれ成功することを祈るぜ
いつかはやってやるっていつも言ってたように
オマエとコインランドリーで、出くわすだろうってことに
俺は金を賭けてもいいぜ