■the Beatles■

SYCO訳



Rockt Raccoon

ダコタ州のブラックマウンテンヒルのあるところに、
ロッキー・ラクーンという名の青年が住んでいた
そしてある日、ロッキーは彼女に他の男と逃げられた
パンチを食わされた気分で
腹の虫がおさまらないロッキーは
「あの男を捕まえてやる」と言った
それである日、町を訪れ
そこの宿屋に泊まった

ロッキー・ラクーンは部屋に入ったものの
そこにあったのは一冊のギデオンの聖書
ロッキーは銃を手に入れていて
ライバルの足に一発お見舞いしようとしていた
そいつはロッキーの愛した女を奪い
夢がぶち壊された気がしたからさ
女の名前はマギル、でも自分ではリルと名乗り
みんなはナンシーと呼んでいた
彼女はダンという名の彼氏と、
隣の部屋でスクエアダンスを踊っていた
ロッキーは部屋に殴り込み、ニヤリと笑ってv 「ダニーボーイ、勝負しろ」と言った
でもダニーは強かった、彼はいち早く銃を抜いて撃った
そしてロッキーは部屋の隅に倒れた

そこにジン臭い医者がやってきて
ロッキーをテーブルの上に寝かせた
「ロッキー、強敵とやったのかい」と医者は言い
「先生、ただのかすり傷さ」とロッキー
「すぐに治る、すぐに良くなるさ」

さて、ロッキーは自分の部屋に戻り、
そこにあったのはギデオンの聖書
ギデオンがここに泊まって、聖書を置いていったんだ、間違いない
ロッキーが回復することを祈って



When I am 64

年を取って、髪が薄くなったら、
今から何年も先のことだけど
バレンタインカードを送ってくれるかな
誕生日のカードやワインのボトルもね

僕が3時になっても帰ってこなかったら、
鍵をかけてしまう?
変らず僕を必要として、ご飯を作ってくれる?
僕が64になっても

君だって年を取るよね
そして君が一言いえば
いつも君のそばにいるよ

僕は結構役に立つ、ヒューズだって直せるし
電気が消えてしまったら
君は暖炉のそばでセーターを編めばいいさ
日曜日の朝はドライブしたり
庭仕事や草取り
これ以上何が望める?
変らず僕を必要として、ご飯を作ってくれる?
僕が64になっても


毎年夏にはコテージを借りよう
ワイト島さ、あまり高くなきゃね
倹約してお金を貯める
膝にのっける孫たち
ベラとチャックとデイブだ

ハガキを送ってよ
君の思いを記して
言いたいことをそのまま書いて
「敬具」なんて疲れるから
返事をくれよ、必要事項を記入して
永遠に僕のもの
変らず僕を必要として、ご飯を作ってくれる?
僕が64になっても



All My Loving

目を閉じてね きみにキスをするから
明日は君はもういない
僕はいつも君だけだってこと忘れないで
そして僕は遠くから、
毎日君に手紙を送るよ
そして僕の愛をたくさん送るよ

君を想像してキスの真似をすると
その唇が恋しくなる
君に会う夢がかなうといいな
そして僕は遠くから
毎日君に手紙を送るよ
そして僕の愛をたくさん送るよ

愛をたくさん、君に送るよ
愛をたくさん、ダーリン、僕は君だけ



For No One

君の一日が始まる、君の頭は痛む
数々の優しかった言葉が頭の中にいつまでも残る、
彼女がもう君が必要じゃないとわかったから

彼女は起きる 化粧をする
ゆっくりと時間をかけて、急ぐ気配もない
彼女はもう君が必要じゃない

そして彼女の瞳には何も映らない
その涙の向こうに、何の愛も見えない
誰かのために泣いてはいない
愛は何年も続くと思っていたのに!

君は彼女が欲しくて、彼女が必要で
彼女は愛は終わったと言った時は寝耳に水だった
君にはまだ彼女が必要だ

そして彼女の瞳には何も映らない
その涙の向こうに、何の愛も見えない
誰かのために泣いてはいない
愛は何年も続くと思っていたのに!

君は家に留まり、彼女は出ていく
私が昔知っていた誰かはもういないと彼女は言う
彼女は彼を必要としない

君の一日が始まる 君の頭は痛む
彼女がくれたすべての言葉が彼の頭の中を埋めていく
君は彼女を忘れはしないだろう

そして彼女の瞳には何も映らない
その涙の向こうに、何の愛も見えない
誰かのために泣いてはいない
愛は何年も続くと思っていたのに!



Blackbird

しんとした真夜中に黒いツグミが鳴いている、
壊れた羽根で飛ぼうとかんばる
おまえは今までずっと 
ただ飛び立つ瞬間を待っていたんだね

しんとした真夜中に黒いツグミが鳴いている
疲れた目で見ようとがんばる
お前は今までずっと
ただ飛び立つ瞬間を待っていたんだね

飛び立つんだ、黒いツグミよ、飛び立つんだ
闇夜を照らす灯りを目指して

飛び立つんだ、黒いツグミよ、飛び立つんだ
闇夜を照らす灯りを目指して

しんとした真夜中に黒いツグミが鳴いている、
壊れた羽根で飛ぼうとかんばる
おまえは今までずっと
  ただ飛び立つ瞬間を待っていたんだね
ただ飛び立つ瞬間を待っていたんだね
ただ飛び立つ瞬間をまっていたんだね
ただ飛び立つ瞬間を待っていたんだね



Here Comes the Sun

太陽が出た
太陽が出てきた だから僕は言う
大丈夫だって

Little Darling 寒くて長い孤独な冬だったね
Little Darling 何年もたったような気がするね
太陽が出た
太陽が出てきた だから僕は言う
大丈夫だって

Little Darling  みんなに笑顔が戻ったね
Little Darling 何年もたったような気がするね
太陽が出た
太陽が出てきた だから僕は言う
大丈夫だって
サンサンサン 照ってきた
サンサンサン 照ってきた
サンサンサン 照ってきた
サンサンサン 照ってきた

Little Darling 氷がゆっくりと溶けていくのがわかるよ
Little Darling 何年かぶりに土を見たような気がする
太陽が出た
太陽が出てきた だから僕は言う
大丈夫だって

太陽が出た
太陽が出てきた だから僕は言う
大丈夫だって
もう大丈夫



She's Leaving Home

水曜日の朝の5時、夜が明けるとき
外から静かに自分の部屋の戸を閉める
本当はもっと伝えたかったが、
短いメモだけ残した
下に降りて台所にあるハンカチを握って
そっと裏口のドアノブを回す
外に出る、さぁ、自由だ

彼女は (私たちはあの子のために生きていたのに)
去っていく (自分達を犠牲にして育ててきたのに)
この家から (お金で買えるものは何でも与えたはずなのに)
彼女は何年も孤独に暮らしてきたこの家から
出て行く (さよなら)

父親まだいびきをかいているときに、
母親はガウンを羽織って置き手紙を手に取る
階段の上に立ったまま
彼女は崩れ落ちて、夫に叫ぶ
お父さん、あの子が出て行ってしまったのよ
なんであの子は私たちにこんな仕打ちをするの?
どうしてこんなことができるの?

彼女は (私たちは自分らのことなど考えずにいた)
去っていく (いつもあの子のことしか考えなかった)
この家から (私たちは苦労して育ててきたのに)
彼女は何年も孤独に生きて来たこの家から)
出て行く (さよなら)

金曜日の朝9時には、もう彼女は遠くに行っている
車のセールスの男と
会う約束をして、待っている

彼女は (私たちの何が悪かったの?)
今 (間違ってるなんてわからなかった)
楽しみを見つけた (楽しみはお金では買えないものののひとつ)
何年もの間彼女の中で否定されてきたもののひとつ
彼女は家を出て行く
さよなら